風穴写真の紹介
■稲核地区 風穴画像
稲核地区に今も残る風穴は、現役で使われているもの・今は使われていないもの・石積みだけが残るものなど様々な状態です。
稲核では至る所で風穴が作れる地形であったことから、個人あるいは数軒の同志で風穴を所有しておりました。
明治末、この地を通過したウォルター・ウェストンの旅行記には、「稲核では人々が風穴を野菜などの保管庫として利用している」との記述があることから、地区内では蚕種貯蔵用途とは別に家庭用冷蔵設備として普及していたものと思われます。
また、江戸初期の慶安年間(1648年から1652年)には、松本藩主へ名物として夏まで風穴で貯蔵した稲核菜の漬物を献上した記録があるとの事です。当時の人々は、既に現代の冷蔵庫利用と同じような感覚で風穴を利用していたものと考えられます。
明治・大正・昭和・平成・令和と時を経ても現役で使われる風穴が残ったことは、稲核の人々が生活様式に取り込んだおかげでしょう。
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各ページへのリンク
活動経過
設立総会
設立理念
新しい風穴発見
私たちも上高地の風穴へ
清水先生と再び上高地温風穴探索へ
清水長正先生の上高地風穴探索
上高地の風穴
「水殿風穴」の温度
風穴看板設置
Wウェストンの著書
こども新聞
公民館長会見学
お酒の蔵出し
島立公民館見学
水分の成分
第2回定期総会
新酒の蔵入れ
荒船風穴見聞記
稲核地区
蚕種冷蔵風穴
航空写真
風穴画像
地区内風穴詳細表
紹介パンフレット完成
パンフレットの取材